小柳箪笥
2015年 伝統工芸士認定
魅せられる家宝、越前箪笥の魅力を発信。
幼少時より木にふれ、精密な作り方に魅了されて木工職人の道へ。四代目として家業を受け継ぐ。世代を超えて残り、長いストーリーがある箪笥をどう未来へつないでいくかを日々考え、具現化し、広く伝えている。特に越前箪笥への想い入れは強く、“魅せる箪笥=家宝としての製造と発信に尽力、伝統の型を守りつつ、クリエイティブなものづくりを追求している。
カンナがけで削り出された木くず。切れずに薄く削り出すのはまさに職人技。
越前箪笥の特徴の一つである金具。面を整えるためのやすりがけは時間と根気がいる作業だ。